ここ数年のかにの価格高騰について

カニ好きのあなたならもうすでに気づいていると思いますが・・・。
この１〜２年の間に蟹の値段が急に高くなっていると思いませんか？
実は、蟹の価格高騰には理由があります。

漁獲量の減少。海外でのかにの需要。そして最も大きな理由は、2014年12月にロシアとの間に「密漁・密輸出対策に対する協定」が発効された事です。

協定は密輸の横行によるカニの資源枯渇を心配するロシア側の要求で締結されました。
これまではロシアが定める漁獲枠を上回る量のカニが日本に輸入されており、問題視されていました。

協定発効後は、ロシア海域で適法に漁獲されたカニであることを保証する「ロシア政府発行の証明書」を、日本の輸入業者が税関当局などに提出することが義務付けられます。日本のかに市場は海外からの輸入に頼っており、その中でもロシアからの輸入が最も多かったのですが、協定発効後はロシアからの輸入量が１０分の１にまで減少してしまいました。

ちょうど協定が発効される2014年に、消費税が５％→８％へ上がった事や、円安の影響もあり、価格が急激に高騰してしまったのです。今後についても、高くなる事はあっても安くなる事はないと思われます。
以前は、送料無料で5000円未満で購入できるカニもたくさんありましたが、今はほとんどありません。

お正月の食卓には欠かせないカニですが、価格が高騰してしまったからこそ、少しでも安く購入したいですよね。当サイトでは、一般市場に比べて安く買える「カニや海産物の専門店｣の商品のみを紹介しています。